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立ち読み日記2 [書籍/漫画感想]

ホモ・フロレシエンシス〈上〉―1万2000年前に消えた人類 (NHKブックス)

ホモ・フロレシエンシス〈上〉―1万2000年前に消えた人類 (NHKブックス)

  • 作者: マイク モーウッド
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本
ホモ・フロレシエンシス〈下〉―1万2000年前に消えた人類 (NHKブックス)

ホモ・フロレシエンシス〈下〉―1万2000年前に消えた人類 (NHKブックス)

  • 作者: マイク モーウッド
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本
 インドネシアのフローレス島で発見された新種の人類の化石の話。ホモ・フロレシエンシスと名付けられたその人骨は、なんと1万3千年前のもの。そのころには現生人類はもう出現していて、ネアンデルタールなど他の人類はとっくに滅んでいたと思われていた。しかもホモ・フロレシエンシスの化石は、形状はホモ・エレクトス(原人)の特徴を持っているが、歯の状態など見ると明らかに成人なのに身長は3歳児ぐらいしかなかったのだ。そのためその化石はホビットと愛称を付けられた。
 離島では、ウサギ以上の大きさの動物には小型化という減少が表われる。例えばフローレス島で発掘された象のステゴドンの化石は水牛サイズである。ホモ・フロレシエンシスもそうした島の進化の法則に従ったと言われている。
 さらに、フローレス島では、エブ・ゴゴ(“何でも食べるお婆さん”という意味)と呼ぶ不思議な動物の古い言い伝えがあった。エブ・ゴゴは直立歩行し、食欲旺盛で、つぶやく様な声で話すという。彼等は人間の赤ん坊まで襲って食べてしまうことがあったため、人間が火で脅して島の北へ追いやったという。
果たしてエブ・ゴゴはホモ・フロレシエンシスだったのか?!
彼等はつい最近まで生存していたのか?! 
という実に私好みのインチキくさい(笑)魅力的な話が書かれているわけだが、如何せん長い!とにかく延々と科学的な話が続いて退屈である。もっとエブ・ゴゴの話を掘り下げて欲しかった。
まあ北京原人も化石自体は戦争のドサクサで消失しているので、最近ではピルトダウン人の様に嘘だったという話もありますよね。旧石器ねつ造事件もありましたし。だから疑ってかかる反面、真実であって欲しいという希望・夢も正直あります。

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