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祝!高レベル放射性廃棄物処分場 阻止! [原発反対]

良識ある高知県東洋町民が、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の誘致反対の町長を選択したことは、大変すばらしい。巨額の交付金で先祖代々の土地を売り、子々孫々の未来を死の危険に晒す様な真似は断固阻止すべきである。新町長は早速、調査への応募を撤回する文書を作成、原子力発電環境整備機構に送った。これで処分場建設は白紙に戻り、他の応募を検討している自治体も見直しを検討せざるを得ない。かつての漁業権の買取や沖縄の米軍基地のすがる地元経済の問題もそうだが、地方の目に余る貧困から、金に目が眩んでその場凌ぎの政策に住民が走らないよう、切に願う。そんなことをしてもバブルと同じでその瞬間は良いが、必ず子供の代、孫の代に取り返しのつかない禍根を招くこことになる。そうなってからでは遅い。安全安心の環境を子供達に残すことが、今の大人達に課せられた使命ではないのか。地震・火山・活断層大国日本に高レベル放射性廃棄物を安全に保管する場所など、どこにもない!国民は国や原子力関係団体、電力会社の甘言に騙されず、しっかりとその危険性を見据えて、火中の栗を拾わない様、注意しなければならない。いずれらちがあかない候補地探しに業を煮やした国側が強制的に権力を用いて処分場建設に乗り出すことは目に見えている。放射性廃棄物は現在、各原子力発電所の敷地内や六ヶ所村核燃料サイクル基地に山積みにされており、残された時間は少ない。そもそも高レベル廃棄物の処分方法も決めずに未完の自転車操業である原子力発電を始めたこと自体間違いであるが、既に大量の廃棄物が出てしまった今となってはそれを悔やんでも遅いのだ。某新聞で高レベル放射性廃棄物は、米国・フランスなどと供に国際処分場を建設していくしかないと書かれていたが、もう残された道は国際的な共同管理しかないと私も思う。もっともこの地球上にこんな危険な物質を何万年も優しく抱きかかえてくれる場所があるとは思えないが。マントル層に埋める(そんな大深度掘削は技術的に不可能)か宇宙空間に捨てる(ロケットが大気圏で事故ったら地球は滅亡)しかないと言われている物体を・・・・。

 


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