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あっち側 [心象風景]

あっち側に行っちゃった人間は強いですね。怖いもんなしです。虚勢も入ってるとは思いますが・・・・。どうしてこんなことになっちゃったのかわからない、と笑ってその人は自分の境遇を恥じるでも後悔するでもなく明るく強く振舞う。
僕もあっち側に行きたいのですが、残念ながら未だ、塀の上を歩いています。たぶん、塀のどちら側にも行けずに、落っこちることになるでしょうね。それでも人生も時間も止まりません。でも変わっていないように見えて少しづつ変わっているんですけどね。変わらないものなんかこの世にはないじゃないですか。他人から見て変わったように見える人と見えない人の違いってなんでしょう。変わったように見える人は影響されやすい人?変わらないと生きて行けないから?変わってしまうことにこだわりや恐れを持っていないから?自己愛が薄いから?
変わったように見えない人は、”それ”(自分らしさという外見)を捨てると自分という存在を無くしてしまいそうだから?アイデンティティが崩壊してしまうから?
自分と周囲の世界との間に折り合いをつけるのは難しいです。なんであれ本当の自分には誤魔化しが効きませんから。ぎらぎらしている日も、しょぼしょぼしている日も。
今、この、何でもない瞬間が、実は人生の際を越えている時かもしれません。際を渡る時はなるべく落ち着いてゆっくり踏み越えたいものです。でも人生の今後を左右する大事な瞬間瞬間というのは大抵、それとはわからずに通り過ぎて(また次があると思い込んで)後から、あぁ、あの時が自分のターニングポイントだったんだと気付くことが多いですからね、国も世界も。だから預言者や卜部は何時の時代にも重んじられるんです。先行きの見えない今の時代、自信を無くした多くの人たちは、ついに他人の噂話(口コミ←何の責任も保障もない)に価値判断を委ね始めちゃいましたね。値動きだけを見る個人投資家の株と一緒で上がるから良いものでも下がるから悪いものでもないでしょう。本当の価値(調和)なんて自分の感じた素(右脳)の感触を信じることが正しいのではとまだ信じているから私は進歩がないと言われるのかな?理詰めで物事を考えると疲れますよね、毎日が。それが”憂さ”って奴ですよね。やってらんねーよ、全く。
今朝の鏡の中の貴殿は今までと何か変わっていましたか?それとも30分かけて変身完了?いえ、僕は寝ぼけまなこで明日も超満電車に乗るでしょう。

参考文献

サムライガン 3 (3)

サムライガン 3 (3)

  • 作者: 熊谷 カズヒロ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: コミック


高杉晋作の科白

フィールド・オブ・ドリームス

フィールド・オブ・ドリームス

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD


ムーンライトグラハムの科白


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