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天罰2 [エコ満足]

カリフォルニア州でまた大規模な山火事が起きている。なんでも大阪府に相当する面積が焼失したそうだ。
私は過去にロサンゼルスに8月に1ヶ月ほど滞在したことがあるが、その間一度も雨が降らなかった。日本の夏空というと入道雲がもくもく上がっているもんだが、向こうの空は雲一つ無く、空気は乾燥しきっていた。そんなわけでもともと山火事が起きやすい気候にあるわけだが、ところが、ギリシャの時もそうだったが、山火事が酷くなると原因を放火に求める報道があがってくる。実際、放火もあっただろうが、ここまで燃え広がったののは、やはり地球温暖化に一因があると考えてよかろう。放火の疑いが報道される度に原因を放火にしたがっている人がいるのでは?と疑いたくなる。地球温暖化のせいにすると企業は温暖化ガス削減の努力をしなければならないし、企業から金をもらっている政治家どもは企業を擁護しなければならない。京都議定書を離脱したバカブッシュ大統領は、自分の過ちを認めなければならず、カトリーナの二の舞になる。被害を誰かに罪をなすりつけなければ自分の身が危ういという訳だ。そんな小手先の誤魔化しの繰り返しでは、温暖化は一向に改善されない。日本でも相変わらず、猛暑や暖冬で季節外れの桜が咲いても、気象庁は天気予報で暖かい南風が吹き込んだだのフェーン現象だのと解説し、地球温暖化が原因とは絶対口にしない。ごみを減らそうだの、省エネだの、クールビズだの個人に我慢ばかり強いる前に、企業にもっと働きかけるべきなのではないだろうか?政府の温暖化対策は余りに企業に弱腰過ぎる。


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