SSブログ

古民家に舞い降りた語り部 [美術展/博物館感想]

 http://www.city.komae.tokyo.jp/events/index.cfm/detail.4.22351.html

コピー ~ 画像 017.jpgコピー ~ 画像 013.jpgコピー ~ 画像 005.jpg

本日は、むいから民家園(狛江市立古民家園)で「柳田國男の散歩」と題して成城大学名誉教授 鎌田久子先生が講話を行いましたので聞きに行きました~

むいから民家園は近い距離だし、入場は無料、私は遠野が好きで2度旅行したことがありまして人並みに柳田國男にもふれておりますので、成城大学の方が狛江市立古民家園の荒井家主屋(江戸末期様式の復元)で講演をしていただけるとあっては、こっこれは行かねば!と気合を入れて行った(嘘。本当は路上の掲示板のチラシをたまたま見ただけわーい(嬉しい顔))のですが・・・なんかご年配の方がとても多かったですねぇ。私ちょっと居づらい雰囲気でした。休日のむいから民家園のイベントというともっと子供連れの方とかたくさん居ると思ったのですが意外でした。
先生のお話は、とても素朴な語り口で、盛んに皆さん”語り部”と評していらっしゃいました。私も民家の畳に鎮座した先生の小さなお姿を見て失礼ながら遠野で聞いた語り部のお婆さんを思い出してしまいました。私は狛江と柳田國男の関係や如何に?と期待して行ったのですが、もちろんそういう話も若干ありましたが、どちらかというとそれよりも鎌田先生自身の柳田國男との交流の話を様々なエピソードを交えながらユニークに語っておられました。度々脱線する話もまた良かったし、質問にも丁寧にお答えしていただいて、予定時間を軽く1時間近くオーバーしていましたね(笑)。鎌田先生はこういう話題をこんなに長く(3時間も!)お話になったことはないそうで、やっぱり古民家の独特の古びた雰囲気がそうさせたのではないでしょうか・・・

狛江は柳田國男にとって、一地域というよりもご近所であり生活の一部であったようです。「ちょっと散歩してくる」中に狛江も入っており、日記の中に狛江の地名もいくつか登場してくると聞いて嬉しく思いました。

皆さん熱心にメモを取っておられ、私はスタッフと間違えられて凄く壮大な質問をされて、アウストラロピテクスとかニューギニアとか訳のわからない答えをした挙句、最後は勉強しますと行って逃げてしまって、あの時の方、本当に申し訳ありませんでした(笑)

(注:写真は古いです。すみません・・・)


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 1

砂須賀

安来の語部って知っています?気の遠くなるような古都話。面白いよ。
by 砂須賀 (2009-08-10 21:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

戦争の足音が聞こえる熊野速玉大社 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。