故郷が欲しい [心象風景]
私は東京の生まれなので、故郷とか田舎とか呼べるものがない。ああ、小学生のころ、夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行ってカブトムシをとってスイカを食べました、なんていう絵日記を俺は描きたい、羨ましいってずっと思っていました。祖母なんてすぐ近くに住んでたしねえ。まあ今住んでいる所が、故郷っていやあそれまでなんだけど、変化の激しい東京、昔の面影はほとんど残ってない。僕が本当に小さい頃は、家の周りにもカエルの泣く田んぼや、ザリガニの住む池や、クワガタの住む木や、バッタの跳ねる野原や、梨畑が少なからずあったんだけど今は、全くなくなってしまった。故郷は遠きに在りて思うもの。どんなに東京が変わっても故郷は変わらずに迎えてくれるっていうのが本当はいいよねえ。私の故郷の風景は永遠に失われてしまってもう二度と戻ってこない。悲しいねえ。地方へ旅行に行っても縁もゆかりもない土地じゃ故郷って感じしないしね。田舎のある人ほんと羨ましいです。分けてください(爆)。
Uターン就職っていうのも憧れます。僕には絶対できません。何しろUターンする場所がないですから(爆)。生活圏が二つある人って羨ましい。お盆や正月に帰省とかしてみたい(帰省ラッシュはいやだけど)。僕が地方へ就職するとIターン就職(意味知りません)になるそうです。Iターン就職って都会に疲れた人が農業とか漁師とか林業とかスキューバーダイビング講師とかやって田舎で暮らすイメージですよね。どっちにしろ体力のない私には絶対無理だ。ペンション建てる金もないしね。
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